『おなら』についての豆知識
こんにちわ。
フクロウです。
気になったことがありましたので記事にしてみました。
今回は『おなら』です。
日常の事ですが、良く知らないおならについて調べてみました。
それではどうぞ。
①おならとは
口や鼻から飲み込んだ空気と、腸内細菌が食物を消化する過程で発生したガスが「おなら」として排泄されます。 おならは基本的に無臭で、その成分は窒素・酸素・水素・二酸化炭素・メタンなどです。 1日に200~2000ml程度が作られ、成人のおならの平均回数は約7〜20回と言われています。
出典:困ったおならの悩みに!日常生活でできる予防と対策|からだカイゼン委員会|株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd.
-------------------------------------------------------------------------------
【おならの要約】
❶口や鼻から飲み込んだ空気と食物消化の際に発生するガス
→取り込んだ空気7割、腸内で発生したガス3割
❷窒素、酸素、水素、二酸化炭素、メタンが主な成分
❸基本的には無臭
❹7~20回/日が成人の平均回数
-------------------------------------------------------------------------------
②なぜくさいのが出るのか?
臭いの元となるのは『アンモニア、スカトール、インドール』という成分。動物性のタンパク質を分解したときに発生するガスです。
特にスカトールやインドールは少量でも凄まじい臭いを発するようです。
ネギを分解したときに発生する『硫化水素』も臭いを強烈にする元になるそうです。
お米やお野菜、果物を摂取せずにお肉ばかりを食べていると善玉菌が減り悪玉菌が増えてお通じが臭くなるばかりか体臭までキツくなる研究結果もあるそうです。
--------------------------------------------------------------------------------------
【臭くなる原因】
❶お肉やネギを分解したときに出る『アンモニア、スカトール、インドール』
❷お米、野菜、果物を食べない
--------------------------------------------------------------------------------------
③善玉菌とは?
腸内には善玉菌と悪玉菌があり
常に戦っているそうです。
・善玉菌→乳酸菌
・悪玉菌→ウェルシュ菌
【それぞれの働き】
■善玉菌
・悪玉菌の増殖や定着を防止し感染から守る
・有害な物質を体外に排出する手助けをする
■悪玉菌
・腐敗物質の産生や老化と深く関わっている
・病原性大腸菌や黄色ブドウ球菌も悪玉菌
つまり、善玉菌と悪玉菌は腸内に同居しており、その名の通り悪玉菌は腸内で悪さを働き、善玉菌はそれを阻止するという関係にあります。
アン◯ンマンとバイキ◯マンの様な関係というところでしょうか。
悪玉菌が優勢になればオナラが臭くなったり重い病気にかかる可能性があるということですね。
④なぜ悪玉菌は発生するのか?
元々存在している菌で外から入ってくるものでもありません。
悪玉菌とは人間がそう名付けただけで、本当は人間の引いては動物の体には必要な菌です。
善玉菌では分解できないお肉などを悪玉菌が腐敗させて分解し、排泄してくれるからです。
『悪玉』というと聞こえは悪いので、『お肉を分解してくれる菌』と言っても良いのかもしれませんが、増え過ぎれば悪さをするのでやはり『悪玉菌』になるのでしょうね。
⑤まとめ
❶おならは酸素や窒素を含むガスで、口や鼻から取り入れられた空気が7割を占める
❷基本的には無臭のガス
❸お肉やネギを分解した時に出る成分が匂いの元となる
❹臭いには悪玉菌と善玉菌が関係している
❺悪玉菌も必要な菌である
となります。
ちなみに私の息子が「お父さんは1日に100万回もオナラする!」と言ってきたので調べてみたのですが、100万回を達成するには1秒間に12回オナラしないと100万回は超えません。
当然24時間ずっとということになりますので、人間の摂理的にも不可能な数字です。
同じことを読んでいる方が言われたら教えてあげてください。
次回は『おならは燃えるのか?』を調べてみたいと思います。
それではまた。